何気ないけれど、とても大切な日々。
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世界どこいこ?@Bali 3日目(後編)
この夜の出来事は、一言で言うなら、つまらない奮戦記…です。
主人の容態が悪くなり、医者に見てもらうかどうするか、のいきさつ。
私的には、この夜がこの旅一番の思い出になってしまったので、
記録しておきますが、
絶対に面白くないです(きっぱり)

3日目(日暮れから夜)

時間は、19時少し前。
部屋に戻ってみると、
主人はまだ静かに眠っていた。

私も静かにベットに横になって、うとうと…。

しばらくすると、小さな声で、私を呼ぶ声が。

「暑い、氷もらって、氷枕作ってほしい」
あー、すごい熱発してる…。
ロビーに行き、つたない英語で伝え、氷とおしぼりを持って来てもらう。

クールダウンして、楽になったのか、静かになったのもつかの間、

急に冷えたのがいけなかったのか、
今度は
「寒い!凍えそう!」と、歯をがくがく言わせて震え始めた。
次は毛布を持って来てもらい、
バスローブやガウンや、着れるもの全て着させて毛布でくるんで、
ダブルベットの掛け布団を二つ折りにして掛け、
背中をさすり…
咳も寒気もなかなか治まらないけど、
「もうそろそろ薬飲めるから、何か頼んで。」
時間は22時。
ルームサービスのメニューををめくってみるけど、
スパイシー&スパイシー&スパイシー。

残るは「日本風うどん」…これはバツ(笑)

どうしても、おにぎりとみそ汁が食べたいという主人。
朝のメニューにあるので、作れない事はないと思いつつ、
“和のデスク”とやらに電話して相談するが、
メニューにないものは出来ないの一点張り。
仕方がない、こんな時間だけど、知り合いのスタッフMさんに
泣付いて、おにぎりとお味噌汁のセットを無理矢理作ってもらった。

彼がおにぎりを食べて、少し落ち着いた事を見計らって
私はお風呂に入る。
のぞき見る限り、彼は落ち着いている様子。
気疲れもあって、ゆっくりお風呂に入る事にする…が、
上がって来たとき、
主人はまた苦しみ始めていた。

時間は23時を回っている。

ホテルに看護婦が常駐しているはずだけれど、
主人はかたくなに日本人以外の医療を受け付けない。

点滴してもらうだけでも、随分楽になるだろうし、
看護婦さんに見てもらえばいいのに、と思うけれど、信頼出来ないらしい。
そんな事言ってる間は大丈夫かとも思ったり(笑)

でも、時間と共に、容態は悪くなって行く。

「バリに日本人医師がいるかどうか、調べてくれへん?」と、主人。
日本人医師?
しかも、こんな時間に…?

この島にDr.コトーがいてくれる事を祈りながら、
困った時はカード会社頼みの私たち、
持って来ていた国際ローミング用の携帯から、
日本の24時間サービスデスクに掛けてみる。

「契約している東京○○…火災の、コレクトコールサービスで
電話を掛けてみて下さい、電話番号は…」と教えられ、
部屋の電話から掛けてみる。

すると、
「この電話は、コレクトコールは掛けられません。
繋いで欲しければ、カード番号を入力して下さい」の案内が。
込み入った話をするのに、国際電話なの!?話が違うやん!と、
再度カード会社へ電話。

「では、契約している東京○○…火災の、
インドネシアデスクに掛けて下さい。電話番号は…」と、
電話番号を聞かされる。
今度は部屋の電話で掛けてみるが、

今度は電話が使えない。
「もう少し待って掛け直せ」と、英語で繰り返しテープが流れる。
違う番号を頭に付けて掛けてみるが、今度はインドネシア語で何か言ってる。
何度かしてみるが、やっぱり繋がらない。

その事をまた、カード会社に電話して伝え、もう、助けてほしいと
泣付くが、携帯電話から、直接保険会社に掛けてみてくれと。

なんと融通の利かない会社なの!
そっちでうまく話し着けて、こちらに連絡してよ!

枕元の電話で繰り返しかけているので
主人が不安がって、
「なんでみんな助けてくれへんの?
こんなにしんどいのに、なんで?」と半べそを書き始める。

私まで弱気になってはダメ!
不安な気持ちを押し殺して

「あなたは私が助けるから!」

と、どこかで聞いた事のある台詞をはいて(多分「Dr.コトー」だね。
もう、コトー先生の顔しか私の頭にはなかったもの(爆))
猛然と携帯電話に向かう私。

携帯電話は、ちゃんと繋がりました。
そして、
「ローミング代が発生してしまっているので、
こちらから掛け直します。
ホテルの電話番号を教えて下さい。
念のために、携帯電話の番号も教えて下さい」と、冷静な女性の声。
と、すぐに部屋の電話が鳴り、彼女の天使のような声が響いて来たのでした。

でも、肝心の日本人医師はおらず、絶体絶命。
日本語の話せる医師なら紹介出来るし、
往診を頼む事も出来ます、と言ってもらっているのに、
それでもかたくなに日本人医師にこだわる夫。

ひどくうなされてるのに、もういいやん!と、腹が立ってくる。

電話の向こうの保険会社の天使のお姉さんも、
とても心配して下さっている。
そりゃそうだ、ものすごいうなされっぷりだもの。

でも、本人が拒否し続けるものは仕方がない。
最後の砦だけは確保出来たので、
一旦電話を切る事にして、
様子を見る…。

主人も、最後はインドネシア人とはいえ、医師の手配のめどが立った事と、
心配して下さっているホテルのスタッフのMさんがいてくれる事と、
大親友がジャカルタに住んでいる(北海道と九州位離れているけれど、)
ことの心強さで、少し落ち着いた様子。
この時点で25時。なんて長い夜…。

今にして思えば、
落ち着いて考えたら、順序を踏んで案内してもらってただけなんだけど、
“私がしっかりしなければ!”の気持ちに押しつぶされそうで、
パニックになっていたんでしょうね。
もう、必死だったもの。
電話も全然繋がらないし。
あんなにうなされてる大人の人なんて、ドラマの中でしかみた事無かったし、
自宅であんな事になったら、
きっと、生まれて初めて救急車を呼んでると思う。

もうね、絶対、海外旅行なんかしない!って、心の中で叫んでた(笑)

咳は時々出ていたけれど、
ぐっしょり汗を吸ったTシャツを着替えさせて、
身体を拭いたら、やっと眠りについた主人。

私も、大きな大きなため息を一つついて、
大きなベットのほんの端っこで、バスタオルを身体に掛けて
汗だらだらかきながら
(エアコンはとうに止めてあるしね)
浅い眠りに着いたのでありました。



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のんたちゃんへ。
のんたちゃん、またお便りくれてたのね。
全然気がつかなくて本当にゴメンナサイ。
あの時のことを思い出して、
“わたしが駆けつけてヨシヨシ・ぎゅぅーっとしてあげたいっ!”のお言葉に
胸がいっぱいになりました。
ありがとう。
それにしても、
男子〜、どうしてそんなにすぐに「死にそう」に
なるのか!?
ねぇ。
お天気石 | 2007/08/21 19:20
お天気石さん、こんにちは♪
どうにか回復されたようでホッとしました。
ぜーったい倒れちゃうだろうなぁ…って思ってたので、
不安的中!だったんでした(>_<)

> 男の人って、ちょっと病気に弱いよなぁ
激しく同意!!!(爆)
うちのオットは、ちょーっとしたことで
「今にも死にそう」モードに入ります…(-"-;
だからこそ余計にお天気石さんの状況を想像して
 た・た・た・たいへんだぁーーー!
と思った次第です。
わたしだったらオットのことどついてたかも(^^;
お天気石さん、やさしいよ〜。

> 主人は、まだ“自分が可哀相だった”ばっかりで
> ちっとも感謝してくれませんヽ(`⌒´メ)ノ
なんだとぉ〜?!
わたしが駆けつけてヨシヨシ・ぎゅぅーっとしてあげたいっ!
のんた | 2006/12/18 10:58
☆コメントありがとうございます!

☆のんたさんへ
のんたさん、ありがとう(i_i)
読みながら、そうか、そうだった、
だから泣きたかったんだって思いました…。
心細かったんですね、私(笑)
旅の疲れ、ど〜〜〜〜〜〜〜っと出ちゃいました( ̄▽ ̄;)
お返事遅くなっちゃってゴメンナサイでした m(__)m

☆のりママさんへ
のりママさん、こんにちは!
男の人って、ちょっと病気に弱いよなぁなんて、
普段思ってたんですけど、
この夜は、本当に辛かったみたいです。
それに気付いてからは、私もパニック寸前。
救急車で日本人が来てくれたら、
きっと抱き付いて泣いてた(笑)
一人で頑張らなければならなかったこと、
今となっては、ヨシヨシしてあげたいですが
主人は、まだ“自分が可哀相だった”ばっかりで
ちっとも感謝してくれませんヽ(`⌒´メ)ノ
そうなんです、心細くて仕方無かったんですよね…
わかってもらえる友がいて、救われた気がします。ありがとう。
そうですね、ミントを抱いた時は身体中の力が抜けました…。
文才はないですよ(きっぱり!)
何度も書き直して、でも、自分よがりな文章でごめんなさい(笑)
お天気石 | 2006/12/17 15:56
三日目の夜、旦那さまはそんなにも大変な目に遇っていたんですね!
「日本にいたら救急車を呼んでいたほど」って相当
ですね。
お天気石さんもさぞ心細かったでしょうね。
ご主人がそんな状態で一人頑張らないといけなかったんですもんね。
でも現地で入院とか、それ以上に大事にならずに良かったですね!
帰国して帰宅された時はお天気石さんもミンちゃんの顔を見てホッとされたのでは?

それにしてもお天気石さんの旅日記って小説を読んでるみたいでした。
文の才能もおありですね!
のりママ | 2006/12/12 22:14
うわわ…。
ハラハラしながら読みました。
本当に本当に大変でしたね…。
ご主人もお気の毒だけど、
お天気石さんの奮闘ぶりが、気の毒でした。
まさに孤軍奮闘だったんだろうな、
心細かっただろうな、って。
帰路もしんどかったんじゃないかしら。
お天気石さんも旅のお疲れ、しーっかり癒して下さいね!
のんた | 2006/12/12 19:46
☆にゃんこちゃんへ。
ほんとにね、大変な夜でしたよぅ。
夜勤の時に子どもが熱発したって、お母さんに迎えに来てもらうでしょう。
結局、見届ける事がないから、
どこまでどうすれば大丈夫なのかわからなくて。
お医者さんも、日本人じゃないとダメって、よくわからなかったし、もう、私は全てに何で何でって言ってたよ(笑)
主人ね、仕事、根詰めてたでしょう。
夜もずっと遅かったし、社長は頼りないし、
ウソばっかりつくし
会社の面倒を一手に引き受けて、ストレスの塊になってたのね。
旅行に行くから、余計、切りのいい所まではって
頑張ってたみたいで。
その疲れが、どっと出ちゃったんだろうと思う。
1日目、大張り切りで楽しんでたもん。
そこに身体を冷えきらせる出来事があって、
結局は風邪だったみたいね。
今は随分元気になって
(といっても、まだ憂鬱な顔してるけど)
仕方無く仕事行ってます。
お天気石 | 2006/12/12 19:29
うわぁ(+_+)
読んでいただけでもドキドキしちゃった・・・。
急病の時は言葉も通じないと本当に歯がゆいよね。
それにしてもこんな状態でもどうして無駄にたらい回しなんだろう?
ご主人もこんなに「日本人の医師」に拘ったのは過去に嫌な経験ありなのかしらね・・・。
お水のシャワーを浴びただけではなく、お疲れがどっと出来ちゃったのかしら?
気を張って色々電話を掛けていてもきっと不安で胸が押しつぶされそうだっただろうなぁって思うわ。
そんなに苦しんでご主人の発熱の原因は何だったんだろう?
にゃんこ | 2006/12/12 18:55
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